アマゾン源流地帯

アルコイリスは「ペルーのNGO・企業・大学と連携し、貿易の促進を基本とした相互交流による持続可能な熱帯雨林地域開発の実証」をミッションとしています。


 「ペルーのNGO・企業・大学と連携し、貿易の促進を基本とした相互交流による、持続可能な熱帯雨林開発の実証」をミッションとして掲げるわたしたちアルコイリスは、2005年からペルー人ホセ・アナヤ氏のプロジェクトに参加し、インカインチ(グリーンナッツ)の開発を分担して来ました。インカインチの開発は、その歴史が浅いだけに課題が多く、農業生産、加工生産、研究開発、市場開発と広範囲に渡り、常に持続可能な生産の確立と普及を強く意識しています。そのため、農業生産ではアグロフォレストリーシステムや有機栽培などエコロジカルな方法による適正技術を、加工生産では高品質な製品の生産を重視し、それぞれの目的の達成を、生産地の生態系や多様性を大切にしながら目指しています。
 
2008年から2019年まで実施したジャイカ(国際協力機構)の政府開発援助事業では、ペルー国立ウカヤリ大学との協定に基づき、ウカヤリ州プカルパ市周辺の村落を中心に、インカインチから油を搾った後の「トルタ」とよばれるおから状の高タンパク原料をプロテイン食材として有効活用し、地域の子どもたちの栄養改善を目的とした啓発活動を行うと共に、「マイクロビジネス」によるアグロフォレストリー(森林栽培)生産農家支援を通じ、持続可能なアマゾン熱帯雨林開発のモデル形成に注力。
 
創業以来、ペルーアマゾンの地で取り組み続けて来た森を創るプロジェクトが新たなステージを迎える2024年、アルコイリスは「森と人間のおいしい関係」を創る次世代に向けた新規ブランド「インカグリーン」をローンチ。「インカグリーン」ブランドの下、森を創る商品づくりを通じ自然の循環のリズムを刻みながら、アグロフォレストリーの実践により、アマゾン地域の持続可能な開発に取り組んでいます。

 

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