紫イペ(Pau d' arco)
紫イペ(Pau d' arco)

Family (科名) Bignoniaceae
Genus(属名)  Tabebuia
Spieces(種名) impetiginosa

使用部位 

樹皮、幹

伝統的利用法

1回0.5~1カップの樹皮又は幹の煎じ茶を1日2~4回。(浸出では有効成分が抽出できないので、煮出す必要があります。)この煎じ茶は外用として皮膚に塗布したり、イースト菌の感染症の洗浄に用います。

禁忌

樹皮の煎じ茶やチンキの利用に関して禁忌に関して文章による報告はありませんが、少なくとも紫イペに含まれる有効成分の一つであるラパコールは動物実験では流産をおこさせる作用を示しています。紫イペ煎じ茶の妊娠期間中の使用に際する安全性を確認した科学的なリポートはありませんが(として妊娠期間中に紫イペ煎じ茶の利用を明示している民間伝承的な利用法もない)ので、妊娠期間中の紫イペの利用は禁忌と考えられます。
1回に大量(1カップ以上)の紫イペの煎じ茶を飲むと、胃腸消化器系の不調やむかつきを引き起こす場合があります。かかる症状が発生した場合は、摂取量を控えてください。

薬との相互作用

報告例はありません。

異名

Tabebuia avellanedae, T. ipe, T. nicaraguensis, T. schunkeuigoi, T. serratifolia, T. altissima, T. palmeri, Gelseminum avellanedae, Handroanthus avellanedae, H. impetiginosus, Tecoma adenophylla, Tecoma avellanedae, Tecoma eximia, Tecoma impetiginosa, Tecoma integra, Tecoma ipe

一般名

Pau d’arco, ip?, ip? roxo, lapacho, tahuari, taheebo, trumpet tree, ip?-contra-sarna, tabebuia ip?, tajy

パウダルコは、熱帯雨林含む南米熱帯気候地帯原産の大木で、高さ45メートル、幹の直径は1.2~1.8メートルにも達します。タベブイア属には、大きな紫色の花が特徴的な紫イペのように、大きな花をつける木が多くあります。紫イペやその他のタベブイア属の木々は、その美しさゆえに、南米の多くの都市でも景観樹として一般的に見ることができますが、その一方で熱帯雨林で産の樹木の中でも、最も硬質で重量が重い部類に入ることから、建築材としても人気があり、住宅やボート、農機具用の材料として広範に使用されています。
タベブイア・ヘプタフィーリャ、タベブイア・インペティジノーサ、タベブイア・ロセア、タベブイア・セラティフォリア等複数の種類のタベブイア属の樹木がアマゾン熱帯雨林先住民により使用されていて、紫イペの民間伝承的利用法に関しては長い研究の歴史があります。その利用の起源はインカの時代にまで遡るとする研究リポートが存在し、何千キロも離れたところに住む先住民部族が紫イペを数世紀に渡り薬用として使用して来ているという事実があります。
アマゾン熱帯雨林に住む幾つかの先住民種族では、数世紀に渡り紫イペの幹を狩猟用の弓の材料として用いていて、紫イペを『弓の棒』とか『弓の幹』と名づけています。ガラニ族やトゥピ族では強さや精力の象徴として『tajy』という呼称を与え、紫イペの幹を様々な症状の治療に用いています。先住民による紫イペの利用法としては、マラリア、貧血症、大腸炎、呼吸器系疾患、風邪、咳、流感、菌による感染症、熱、関節炎、リューマチ、ヘビのカミ傷、血行不良、おでき、梅毒、癌、等が記録されています。
紫イペは様々な地域のハーブ医療において様々な用途において利用されて来ています。南米では、収斂、抗炎症、抗ウィルス、抗菌、便通剤として考えられていて、潰瘍、梅毒、胃腸の不調、カンジタ症、癌、糖尿病、前立腺炎、便秘、アレルギーの治療に用いられている。米国のハーブ医療では、鎮痛、抗酸化、虫下し、抗菌、抗真菌、抗ウィルス、抗バクテリア、抗炎症、便通、抗癌作用があると考えられています。時には内服薬として、外用薬として、熱、感染症、風邪、流感、梅毒、癌、呼吸疾患、皮膚潰瘍、おでき、下痢、胃腸不良、関節炎、前立腺炎、血行不良等、様々な症状に利用されています。また、皮膚結核、糖尿病、潰瘍、白血病、アレルギー、肝臓疾患、ホジキン病、骨髄炎、パーキンソン病、疥癬等への応用も報告されています。カンジダ症やイースト菌の感染症に対する一般的な治療薬としても知られています。欧州のハーブ医療においても米国と同様の利用方法が知られています。
紫イペの有効成分については、様々な種類の癌に対する利用方法と治療法が1960年代前半に発見されたことが切っ掛けとなり、初期の研究が進んみました。紫イペの抗癌特性は当初、樹皮や幹に含有されている"LAPACHOL"と呼ばれる植物化学成分に帰するとされていました。1968年に発表されたラットを用いた動物実験では、"LAPACHOL"が癌細胞に対し著しい作用があることが実証されています。1974年にはPHASE I 臨床実験において、副作用なくLAPACHOLによる治療効果を上げることができなかったことが発表されたことから、癌に対する研究は打ち切られたものの、1975年に別の研究グループによりLAPACHOLの相似体が開発され、それは白血病細胞を接種したマウスの寿命を80%改善する点において有効であることが確認されています。1980年、9人のがん患者(肝臓癌、腎臓癌、乳癌、前立腺癌、頸癌)を対象に行われた小規模な臨床実験では、純粋なLAPACHOLが癌細胞を縮小させたり、腫瘍に起因する痛みを緩和したり、3人の患者においては完全な癌の軽減が達成されるなど、その有効性が実証されています。
米国農務省の植物化学成分データベースによると、LAPACHOLには抗膿瘍、抗癌腫、抗水腫、抗炎症、抗マラリア、殺菌、抗腫瘍、抗ウィルス、抗バクテリア、抗菌、駆虫、殺虫、住血吸虫駆除、シロアリ駆除等の特性があることが実証されています。紫イペにはLAPACHOLの他に少なくとも20種類の有効成分が含有されていることが確認されていて、これまでに多くの病気に対し、幅広い臨床分野での応用を明確に示してきています。紫イペの効能は、細胞レベルでの酸素供給量を増やし、それによりバクテリアやウィルス、寄生虫に対する攻撃力を増強するところに由来すると考えられています。
紫イペの抗菌特性は、カンジダ、ブドウ球菌、ブルセラ菌、結核菌、肺炎菌、赤痢菌を含む様々な菌やバクテリアやウィルスに対する強力な作用が示される形で、多くの臨床実験においてその有効性が実証されています。紫イペとその有効成分は、ヘルペスIやII、インフルエンザ、ポリオウィルス、ベシクラール・ストマティティスウィルスを含む様々なウィルスに対する抗ウィルス特性が実証されてきています。また、マラリア、住血吸虫、トリパナソームを含む様々な寄生虫に対する効能も臨床的に立証されています。紫イペの樹皮のエキスには抗炎症作用があり、広範囲に渡る炎症に対し有効であることがこれまでに示されてきています。
紫イペは多くの薬用ハーブとして高い価値を持つ、貴重な熱帯雨林資源です。一方で、不十分な品質管理や、どの部位を使用すべきか、或いは加工方法において様々に異なる意見があることから、その人気と用途については議論の的となってきています。タベブイア属には多くの種類が存在し、また『紫イペ』と偽って全く別の樹木、それも薬効がほとんどないものが流通していることもあります。製材所の床に転がっているマホガニーの切端でさえ、匂いや色が似通っているという理由で、紫イペとしてブラジルより輸出されているケースもあります。1987年に行われた調査では、紫イペとして販売されている12種類の製品を対象に検査を行ったところ、LAPACHOLの含有が確認されたのがたった1つの製品だけであったという残念な結果が報告されています。典型的な紫イペの場合、2~7%のLAPACHOLの含有がありますが、この調査結果から、その製品が原料として使用したものが紫イペでないか、あるいは有効成分の抽出過程や運搬過程で生じたダメージによりLAPACHOLが損なわれたと推測することができます。ほとんどの研究やリサーチでは、紫イペの芯材の部分が調査対象とされている一方で、現実に商業レベルで入手可能な部分は、紫イペの芯材の部分が建築材などとして加工された後に残される、外側或いは内側の樹皮の部分である場合が多い。少なくとも南米では10種類のタベブイア属の樹木が建築材などの用途で伐採されていることから、様々な種類の『紫イペ』が薬効作用のあるハーブ商品として流通している可能性を否定することはできません。更に、紫イペは、一般的なハーブティーを作るように蒸らすのではなく、少なくとも8~10分程度に出す必要であります。

紫イペの引用


HERBS OF THE AMAZON Traditional and Common Uses, Dr. Donna Schwontkowski, Science Student BrainTrust Publishing, 1993

紫イペ(パウダルコ)は、長年にわたり熱帯雨林の先住民により習慣的に利用されてきていて、ブラジル産薬用ハーブの中でも最も利用価値の高いものの一つとして数えられている。『神の木』と呼ばれ、リューマチ、関節炎、前立腺炎、膀胱炎に対し有効で、体内における真菌やイースト菌の育成を抑制する機能性を持つ。紫イペ(パウダルコ)の薬用用途は多岐に渡り、例えば腫瘍の成長の阻害、体内毒素の排出、浄血等の効能があると考えられている。1967年、ウォルター・アコルシ博士が「癌の治療に紫イペ(パウダルコ)を最初に使った時に、2つの重要な事実を発見した。一つは、癌に伴う苦痛を緩和すること。もう一つは紫イペは赤血球の数を増加させる効能があること。」と雑誌のインタビューで語ったことが切っ掛けとなり、紫イペ(パウダルコ)は一躍注目を浴びるようになる。紫イペ(パウダルコ)の樹皮は口内炎、喉の潰瘍、胃腸の潰瘍、淋病、湿疹の治療に用いられている。

Powerful and Unusual Herbs from the Amazon and China, The World Preservation Society, Inc. 1993,1995

ブラジルでは、紫イペ(パウダルコ)は「神の木」と呼ばれている。赤血球を増産し、呼吸器系疾患、潰瘍、カンジタ症(腸炎の一種)、水虫に対し効果がある。紫イペ(パウダルコ)は血液を強化し、痰の除去、抗真菌等の特性を持つ。米国や南米の研究機関によるリポートによると、紫イペ(パウダルコ)は、癌や寄生虫に対し何らかの形で効力を持つ成分を含有していることが示されている。紫イペ(パウダルコ)は血糖値を下げ、消化を促進する。Purdue大学により近年発見されたLAPACHOLという成分は、最も強力な抗癌作用を持つ植物化学成分である。

Traditional Uses of Rainforest Botanicals, John Easterling

●効能:血液の強化、抗真菌性、カンジタ菌の成長抑制 ●伝統的利用法:紫イペ(パウダルコ)は、熱帯雨林の先住民により、最も強力な薬用ハーブの一つとして伝統的に利用されてきている。ブラジルでは「神の木」と呼ばれている。1967年3月、ウォルター・アコルシ博士が雑誌の記事の中で、紫イペ(パウダルコ)は赤血球の数を増やす効能と語っている。サンパウロ市サントアンドレの市立病院では紫イペ(パウダルコ)を用い、呼吸器系疾患、潰瘍等の治療において研究が行われている。紫イペ(パウダルコ)は特にカンジタ症のコントロールにはかなり有効であるとみなされている。●MERIDIAN INDICATIONS:意気消沈を追い散らす、去痰、肺と胃の機能補助 ●EVA POINT:肺、腎臓、大腸、小腸

Prescription for Nutritional Healing, James F. Balch, M.D., Phyllis A. Balch, C.N.C., Avery Publishing Group, 1990

紫イペ(パウダルコ)は、自然の抗バクテリア作用因を含有する苦みのある薬用ハーブで、浄血作用を持つ。カンジタ症、たばこが原因の咳、いぼ、あらゆる種類の感染症、糖尿病、潰瘍、リューマチ、アレルギー、腫瘍、エイズ、白血病、癌、肺病に効果がある。

A Pocket Book of Brazilian Herbs, Antonio Bernardes, Editora e Arta Ltda, 1984

ブラジルでは紫イペ(パウダルコ)を民間伝承的に利用している。例えば、あなたがブラジルで道行く人に「紫イペ(パウダルコ)って何ですか?」と訊ねるとその人は、あたなが何について話しているのか即座に理解するだけでなく、紫イペ(パウダルコ)の効果・効能やその樹皮から作られるお茶の利用法について熱心に語りだすことでしょう。紫イペ(パウダルコ)が最も利用価値が高く、貴重なブラジル産の薬用ハーブの一つであるということに関して疑う余地はない。何世紀にも渡り先住民により習慣的に利用されてきていてる紫イペ(パウダルコ)が植物学者や医者の注目を集めるようになったのは約100年前。以来、この薬用ハーブの利用法や効能は研究の対象として在り続け、様々な病気に処方されている。1967年『O CRUZAIRO』マガジンに、サンパウロ市サント・アンドレの市立病院の医者により得られた紫イペ(パウダルコ)の実験結果について記された記事が掲載された。その記事の中でウォルター・アコルシ医師は、「紫イペ(パウダルコ)を用いて私が行った最初の実験おいて、私は大変重要なことを2つ発見し、それらは癌の治療において私をとても勇気付けた。一つは紫イペ(パウダルコ)が癌の苦痛を緩和する機能性があるということ、もう一つは、赤血球の増産に役立つということ。紫イペ(パウダルコ)の樹皮がリューマチや潰瘍、糖尿病を全て治し、きれいにしてくれる。我々の驚きは大きくなるばかりである。」 この記事が出版されてから、紫イペ(パウダルコ)に対する需要は10倍以上になり、今日では、紫イペの樹皮やエキスは、ブラジル全土の薬局やヘルスフードストアで見ることができる。紫イペ(パウダルコ)は、それ単独で摂取することもできるし、他の薬草と組み合わせれば、触媒としても機能する。紫イペ(パウダルコ)は、癌、呼吸器系疾患、糖尿病、潰瘍、関節炎、結腸炎、大腸炎、リューマチ、血行不良、膀胱炎、前立腺炎、便秘などの症状に効果がある。

Herbal Treasures from the Amazon, By Dr. Donna Schwontkowski. (A series of three articles published in Healthy & Natural Journal 1994, 1995).

「紫イペ(パウダルコ)は、体内の毒素を除去し、血液を浄化し、抗真菌特性を持つと考えられている。1992年にシカゴで実施されたダイットに関する研究では、紫イペ(パウダルコ)を加えたフォーミュラにより女性の慢性イースト菌感染がすばやく改善されることがわかった。また、紫イペ(パウダルコ)が持つ抗炎症特性は、関節炎やその他の炎症の治療に有効である。赤血球の増産や癌から引き起こされる諸症状の解消に役立つと報告する研究者もいる」

The Healing Power of Herbs, Michael T. Murray, N.D. Prima Publishing, 1992, 1995

「過去一世紀に渡り、紫イペ(パウダルコ)は科学的な精査を受けてきた。最初に研究の対象となった有効成分"LAPACHOL"であるが、特に興味深いのは、多くの研究において紫イペ(パウダルコ)全体から抽出したエキスの方がより良い結果を残していて、精製を重ねたり有効成分単体では有効性が減少するという点である。」

Herbal Tonic Therapies, Daniel B. Mowrey, Ph.D, Keats Publishing, Inc. 1993

ブラジル、北部アルゼンチン、パラグアイ、ボリビアを始めとする南米各国の先住民は、ラパチョ(紫イペ、パウダルコ=T.impetiginosa)を薬用ハーブとして伝統的に利用してきていて、その利用の起源はインカの時代にまで遡ることをうかがわせる事実もある。ラパチョ(パウダルコ)は外用薬として或いは内服薬として、熱、感染症、風邪、流感、下痢、あらゆる胃腸の不調、関節炎、前立腺炎、血行不良等の治療に用いられている。また、ラパチョ(パウダルコ)による治療事例としては、皮膚結核、糖尿病、ホジキン病、骨髄炎、パーキンソン病、疥癬等が伝えられている。1960年頃、ブラジル人医師、オルランド・デイ・サンティ氏は、ラパチョ(パウダルコ)の効力に関する話を耳にし、癌で病床に横たわる自らの兄弟の治療にラパチョ(パウダルコ)を使用し、その兄弟氏は回復した。それが切っ掛けとなり、彼が働く病院に入院する他の患者にもラパチョ(パウダルコ)を使用するようになり、数ヶ月後にはその他の医師も含んだ形で研究チームが結成され、いくつかの回復事例も報告されている。典型的なケースとしては、癌に伴う苦痛が急激に解消されることがあげられるが、4週間で完全に回復したケースもある。このサント・アンドレの市立病院での成果により、ブラジルではラパチョ(パウダルコ)がいくつかの種類の癌やあらゆる種類の感染症に対し一般的に利用されるようになっている。ブラジルで最初に紫イペ(パウダルコ)の『奇跡的』な治癒力が報告されてから、ブラジル政府は、紫イペ(パウダルコ)のリサーチに関わる医師による公式発表を規制していたが、1981年、アレック・デ・モントモレンシーにより進行中の臨床実験の経過について発表がなされる形でその沈黙は破られ、世界レベルでの紫イペ(パウダルコ)に対する関心を高める切っ掛けとなった。

The Healing Forest, Schultes, R.E, and Raffauf, R.F. Dioscorides Press, 1990

タベブイアは、南北中央アメリカの温暖な気候を持つ地域に原生する常緑樹で、100にも及ぶ種を含む。いくつかの活性成分の含有が確認されているが、その中でも特に"LAPACHOL" (Paredes 1975) が良く知られている。T.guyacan (Manners, 1977), T.pallida (Prakash, 1980a; Prakash, 1980), T.rosea (Nair, 1982) T.chrysantha (Wasicky, 1967)の構成がこれまでに要約されている。T.lepidota (Cuellar-C., 1979), T.argentea (Inouye, 1982), T.pentaphylla (Rohatgi, 1983), T. cassinoides (Rao, 1982)の培養細胞からナフト・アンスラキノーネスが抽出されている。T.heptaphylla (Bianco, 1983)からイリドイド・グリコシーデスが、T.avellanedaeのエキス (Goncalves de Lima, 1971; Oga, 1969)から抗炎症、抗バクテリア、抗腫瘍作用因がそれぞれ抽出されている。

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