通称:カピロナ(Capirona)
学名:Calycophyllum spruceanum Benth
No | 使用部位 | 作り方 |
摂取方法 | 効能 |
1 | 樹皮 | 1キロの樹皮を10リットルの水で煮出し、4リットルになるまで煮詰める | 150mlを1日3回、3ヶ月間継続して摂取する。 | 傷の治療、リューマチ |
2 | 樹皮 | 削ったものをアチョーテと混ぜる。 | 湿布として傷口にはる。 | 傷の治療、傷跡が残るのを防ぐ |
3 | 樹皮 | ゴム質になるまで煮詰める。 | 幹部にぬる。 | 火傷 |
4 | 樹脂 | 樹脂をそのまま使用する。 | 幹部にぬる。 | 火傷 |
5 | 樹皮 | 樹皮を煮出し、こして、冷ます。 | 常温で飲料する。 | リューマチ |
6 | 樹脂 | カピロナとリャンチャマ双方の樹脂を使用する。 | 樹脂を湿布としてはる。 | ヘルニア治療 |
7 | 樹皮 | 潰した樹皮1キロ、冷たい水3/4本(約500ml)。 | なくなるまで飲料する。 | 生涯を通じた避妊薬として。カシボ族は避妊のために使用。頭に湿布としての使用する。 |
8 | 樹皮 | 樹皮8片を2リットルの水に煮出し、ビン1本分程度になるまで煮出す。 | 完治するまで1日2回、外傷にあてがう。 | 白斑、色素の抜け |
9 | 樹皮 | カピロナ、ボアサッチャ、ウボス、レナキージャ、チュチュワシを削り、大鍋で煮出し、ビン3本分にする。 | 食事毎にコップ1杯を飲料する。 | 手術後、リューマチ |
10 | 樹皮 | ゴム質なるまで煮込む。 | 幹部にぬる。 | 火傷 |
11 | 樹脂 | 樹脂をそのまま使用する。 | 幹部にぬる。 | 火傷 |
12 | 樹皮 | オリーブ油、塩、バナナの樹脂に、削り湿らせたカピロナの樹脂を加える。 | 幹部にぬる。 | 火傷、鎮痛、傷跡とシミが残るのを防ぐ。 |
13 | 樹脂 | 樹脂を抽出する。 | 幹部にぬる。 | 火傷 |
14 | 樹皮 | 樹皮を煮出し、こして冷ます。 | 常温で飲料する | リューマチ |
15 | 樹皮 | カピロナ2片を墨状になるまで3,4時間煮込む。 | 1日3回、大匙1杯を摂取し、1ヶ月間用意した液体で沐浴する。 | ペラグラ、皮膚の紅斑、発疹。 |
16 | 葉 | カピロナの葉でお茶をつくる。葉、茎、カーディージョの根、ゴボウ、カピロナの削りくずで沐浴用の液体を作る。 | お茶として飲料、水で搾り出した葉で沐浴、洗浄する。 | 薄毛 |
出典:Plantas Medicinales de la Amazonia y Tratamiento de Enfermedades / Dr. Ulices Reategui